久しぶりの塗料のご紹介です。
今日ご紹介する塗料はエスケー化研株式会社の『サビフィックス』です。
先日、ガルバニウム鋼板の屋根塗装で使用いたしましたが鉄面のサビはケレン作業でしっかりと取りきれればその上に
塗る塗料の密着性も高まります。
しかし、なかにはサビが広範囲にひろがっていたりしてしっかりとサビを除去しきれない場合もあります。
なのでその上にいくら塗膜をのせても、またサビ汁などが発生したり塗膜の耐久性にも影響するわけです。
このサビフィックスはサビの層に深く浸透して鉄との化学反応によりサビを安定化させるという塗料です。
今回使用した現場では、あまりサビが出ることの少ないガルバニウム鋼板になぜかサビがまわり広範囲にひろがっていたためサビ汁がまわった可能性もあり念のためサビを除去した後このサビフィックスを塗りそのうえからエポキシ錆止め、上塗りにウレタン樹脂を塗装致しました。
(サビ状況)
(サビフィックス塗布)
サビをおさえることはわれわれ塗装業界では永遠の課題であり鉄が存在する以上永遠になくなることもない化学反応です。
サビ止め塗料さえ塗ればサビは止まる!といいたいところですが、いろんな環境や状況がありますので、このサビはちょっと心配だなと思う時はこのサビフィックスをサビに塗ってからサビ止め塗料を塗れば耐久性も上がると思います!
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