先日、日本塗装工業会 岐阜県支部の移動役員会に参加してきました。
そこで製品説明会があり今回は関西ペイントさんが塗料紹介をされました。
関西ペイントさんといえば日本の塗料メーカーでは売上はナンバー1、自動車の塗料として有名で建築塗料としてはまだシェアが低いとのことです。
しかしこれからは建築塗料として力を注いでいく塗料があるとのことでした。
建築塗料といえば外部に使うイメージが強いですが関西ペイントさんは内装に使う塗料という説明でした。
その商品は『アレスシックイモンティアート』
この塗料は日本古来の建材『しっくい』を応用させた塗料でしっくいの成分には消石灰が含まれていて塗ると表面に無数の微細な孔ができ、そこにウイルスが吸着すると細孔内部の高アルカリ状態がウイルスを不活性化させるというもの。
細菌や臭いの成分、カビなどにも効果を発揮し死滅させるというもの。
この塗料は現在、アフリカの病院内ではすでに使用されていてHIV,エボラウイルス、鳥インフルエンザなどにも効果があることがわかり、免疫力が低下した患者が無菌に近い環境下になることで延命できたり劇的に症状が改善されていく症例もすでにあるようです。
またしっくいは調湿機能もあるせいかアフリカの熱くて湿気の多い病院内もその塗料が塗られた部屋は一様に涼しく感じ、明るい色を塗ることで清潔感もでて患者さんや現地の看護師さんにも笑みが浮かぶほどの威力を発揮しているという。
この塗料はすでにテレビのニュースや雑誌でも紹介されていて、この技術をさらに応用していけば救援テントや仮設トイレなど災害に対応できる画期的な商品になると説明され、まさに関西ペイントさんの社会貢献に対する目の付けどころには感動致しました。
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